病院事務長のぶつぶつ日記

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リハビリに「成果方式」導入へ 病院の実績評価

リハビリに「成果方式」導入へ 病院の実績評価

久々に医療関係の記事がありました。

診療報酬というのは、医療機関が患者さんを診察した場合に、
医療機関に支払われるお金です。

1点10円です。

この診療報酬というのは、出来高制でして、結果がどうであろうと、
診察さえすれば支払われることになっています。

これを、回復期のリハビリテーション病棟の入院料に関して成果主義が取り入れられるようです。

回復期のリハビリテーション病棟というのは、
脳出血や骨折で入院した患者さんが、
手術をして症状がある程度安定した段階で入る病棟です。

つまり、

急性期(手術とその直後の措置)→ 回復期 → 自宅復帰、または、療養病棟や介護施設 

という流れです。

厚労省としては、回復期から自宅復帰してもらいたいんです。

その方が、健康保険財政が助かりますから。

そんな訳で、成果主義で誘導しようとしているんですね。


IZAです。

改善度合いに応じ診療報酬点数を加減


厚生労働省は18日、脳出血や骨折などの患者のリハビリテーションを対象に、診療報酬に初めて「成果方式」を導入する方針を決めました。

患者の改善度合いで病院ごとの実績を評価、診療報酬点数を加減する内容で、評価基準作成を進めています。

今秋の中央社会保険医療協議会(中医協)で評価基準案とあわせて成果方式の導入を提示、平成20年度の次期診療報酬改定での実現を目指します。


成果方式が採用されるのは、機能回復を図る「回復期リハビリ病棟入院料」。

現行では、
 (1)回復期リハビリを必要とする患者が常時8割以上入院
 (2)専従の医師1人以上、理学療法士2人以上、作業療法士1人以
   上が常勤
などの要件を満たせば、一律で1日1680点の診療報酬点数が与えられています。

診療報酬点数は医師の診療行為に与えられ、病状の改善度合いは加味されなません。

今回は患者の入院時と退院時の状態を比べ、改善度合いの良好な患者がどれだけいるかで診療報酬に差をつけるというものです。

ただ、患者の病状によって期待できる回復状態が異なることから、医療関係者の間では「成果方式になると、病院は回復の見込みが高い患者を優先し、回復が難しい患者を敬遠するのではないか」との懸念も強いです。

こうした事態を防ぐため、厚労省は病状に応じた改善度合いの目標達成度を定め、数段階の評価基準を作ります。

その上で、病院の過去の実績をみて、高い評価基準をクリアした病院は入院料の診療報酬を高くするというものです。

同省は、すでに全国の病院から評価基準づくりに必要なリハビリに関するデータ収集を進めています。


回復期リハビリに成果方式を導入するのは、高齢化社会の進行で、今後脳血管疾患などの患者が増えるとの見通しに基づいています。

不十分なリハビリでは障害が残り、入院が長期化すれば、深刻な病床不足に陥る恐れもでてきます。


同省では、成果方式を採り入れることで、各病院の積極的な取り組みを促し、回復期リハビリ病床(昨年7月現在で約3万6000病床)の増加にもつながるとみています。

自宅に戻れる患者を増え、在宅医療が進めば、医療費抑制につながるとの思惑もあります。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/77973/TrackBack/
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コメント


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わたしも前職は病院で診療情報管理士の仕事をしていましたので、病院の事情はとってもわかります。脳神経外科専門でしたが、リハは他の病院にまわしていました。毎年毎年方針が変わって、たいへんだったことを覚えています。

柳綾 | URL | 2007年08月22日(Wed)09:47 [EDIT]


 

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リハビリに「成果方式」?

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KAZZ BLOG | 2007年08月22日(Wed) 07:27


 
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